ごちゃごちゃキッチンを卒業！スッキリ片付く収納アイデア10選

キッチン収納の基本ルール

キッチンは毎日使う場所だからこそ、収納方法を工夫することで使いやすさが大きく変わります。物の配置や収納ルールを決めるだけで、片付けがラクになり、調理の効率もアップします。

よく使うものは“ゴールデンゾーン”に収納

キッチンで毎日使うフライパンや調味料は取り出しやすい腰から目線の高さに収納すると作業がスムーズになります。例えば、コンロ近くに調味料をまとめると料理中の動作が減りストレスなく調理ができるなど、動線の中で取り出しやすい、片づけやすい場所がゴールデンゾーンになります。

カテゴリーごとに収納して迷わない

調理器具、食器、調味料などをカテゴリー別に収納すると、どこに何があるか一目で分かるようになります。また、同じジャンルのものは1カ所にまとめておくことで収納場所に迷うことがなくなります。

収納スペースを最大限に活用するアイデア

キッチンの収納スペースは限られていますが、ちょっとした工夫でデッドスペースを活用し、収納力を格段にアップさせることができます。ここではアイテムごとに最適な収納方法を紹介します。

カトラリー・キッチンツールの収納

仕切りトレイを使うとカトラリーや調理ツールが混ざらずスッキリ整理できます。特にスプーンやフォークは定位置を決めるだけで取り出しやすくなるため、引き出しの中をきちんと整えておくことがポイントです。

フライパン・鍋類の収納

フライパンや鍋は立てて収納すると取り出しやすく、しまいやすくなります。専用のスタンドを使うことで重ねる必要がなくなり使い勝手が向上します。

また、鍋のフタは扉裏にフックを取り付けて収納すると、スッキリ片付きます。

食器の収納

お皿もファイルスタンドなどを使って立てて収納すると取り出しやすく、見た目もスッキリします。カゴやトレーを使い、種類ごとに分類するとさらに使いやすくなります。

調味料の収納

調味料はスパイスラックや回転台を活用するとひと目で見渡せて取り出しやすくなります。詰め替え容器を使うことで統一感が生まれ、見た目も整います。

キッチン家電の収納

使用頻度の高い炊飯器やトースターはスライドラックを使うと便利です。スライド式なら必要なときにだけ手前に引き出せるので作業スペースを確保できます。

使用頻度が低い家電はキッチンワゴンに収納し、必要なときだけ移動させるのもおすすめです。

シンク下の収納

突っ張り棒を使うと洗剤やスプレーボトルを吊るして収納できスペースを有効活用できます。さらに、積み重ね可能な収納ラックを取り入れると高さを活かした収納ができます。

冷蔵庫内の収納

食品ごとに分類して収納し「野菜」「調味料」「作り置き」などのグループごとに整理すると探す手間が省けます。また、賞味期限順に並べると食品ロスを防ぐことができ、冷蔵庫の中を常にスッキリ保つことが可能になります。

収納上手が実践！キッチン収納アイデア10選

では、より具体的に収納アイデアを見ていきましょう。

1.壁面収納で調理スペースを確保

キッチンの作業スペースが狭い場合は壁面を活用して収納を増やすのが効果的です。

• フックを使ってフライパンや鍋を壁掛けにする
• マグネット式のラックを冷蔵庫の側面に設置し、スパイスやキッチンツールを収納する
• キッチンペーパーや布巾を吊るす専用ホルダーを取り付ける

壁面を活用すると、作業スペースが広がり調理しやすくなるのが大きなメリットです。

2. キッチンワゴンを活用して収納を移動可能に

キッチンの収納スペースが足りない場合、キャスター付きのキッチンワゴンを使うと便利です。

• ワゴンの上段にはよく使う調味料やカトラリーを収納する。
• 中段には保存食品やストック品を入れて整理。
• 下段には使用頻度の低いアイテムを収納。

キッチンワゴンは必要なときに移動できるため、限られたスペースでも活用しやすい収納アイデアです。

3. 使わないときは折りたためる収納グッズを活用

キッチンの収納スペースが限られている場合は折りたたみ式の収納アイテムを活用すると便利です。

• 折りたたみ式の水切りラックをシンク上に設置する
• 使わないときに折りたためるゴミ箱を導入する

折りたたみ収納グッズを取り入れることで使いたいときだけ展開できるので、狭いキッチンでもスッキリ整理できるようになります。

4. フライパンの取っ手が外せるタイプで省スペース化

鍋やフライパンは重ねて収納するとかさばりがちですが、取っ手が外せるタイプを選ぶとスペースを大幅に節約できます。

• フライパンを重ねてもコンパクトに収納可能
• オーブンに入れたり、そのまま食卓に出したりできるため多用途に使えて便利

収納だけでなく料理の利便性も向上するのがポイントです。

5. 冷蔵庫のドアポケットを仕切って収納しやすく

冷蔵庫のドアポケットは調味料や飲み物を入れるのに便利ですが、ゴチャつきやすい場所でもあります。

• 100均の仕切りケースを活用し、種類ごとに整理するとスッキリ
• ラベルをつけて分類すると家族全員が迷わず使えるようになる

収納スペースを最大限に活用することで、冷蔵庫の中が散らからず取り出しやすくなります。

6. ゴミ袋はホルダーで収納してサッと取り出せる

キッチンでよく使うゴミ袋は専用のホルダーに収納するとスムーズに取り出せるようになります。

• 冷蔵庫の側面にマグネット式のホルダーを設置
• シンク下の扉裏にホルダーを取り付ける

ゴミ袋を丸めて収納するだけでなく、ホルダーに入れると見た目もスッキリして取り出しやすさが格段にアップします。

7. お弁当グッズは専用ボックスにまとめる

お弁当箱やランチバッグ、カトラリーセットなどは小さなアイテムが多いため散らかりがち。専用の収納ボックスを用意すると朝の準備がスムーズになります。

• お弁当セット専用ボックスを作り、毎日使うアイテムをまとめる。
• ラベルをつけておけば家族も迷わず使える。

ボックス収納は見た目も整い、時短にもつながる便利な方法です。

8. 使いかけの食品はクリップ＆カゴで整理

使いかけの食品が散らかると賞味期限が分かりにくくなり、食品ロスにつながります。

• 開封済みの食品はクリップで留め、カゴにまとめて収納
• 冷蔵庫内では透明なトレーを活用すると一目で分かるようになる

収納を工夫することで食品の管理がしやすくなり無駄を減らせます。

9. 立てる収納でゴミ袋やジップロックをすっきり整理

ゴミ袋やジップロックはファイルボックスやブックスタンドを使って立てて収納すると取り出しやすくなります。

• ジップロックはパッケージごと立てて並べると、省スペース化。
• ゴミ袋はボックスにまとめ、種類別に仕分けると使いやすい。

立てる収納はスペースを効率的に使えるうえ、必要なものがすぐに見つかるメリットがあります。

10. 食器棚のデッドスペースを活用する吊り下げ収納

食器棚の中にあるデッドスペースは吊り下げ収納を活用することで有効活用できます。

• 100均のワイヤーラックを棚に引っ掛けるだけで収納スペースを増やせる。
• マグカップや小皿を吊るして収納するとスッキリ整理できる。

ちょっとした工夫で食器棚の収納力をアップさせられるので、スペースが足りない場合におすすめです。ただし、吊り下げ収納は多用しすぎるとかえってキッチンスペースが煩雑に見えるため注意も必要です。

まとめ｜スッキリ片付けて快適なキッチンに！

キッチン収納はちょっとした工夫で使いやすさが大きく変わります。

収納の基本ルールを押さえることでキッチンがスッキリ整い、調理の効率もアップします。また、収納アイデアを取り入れることで、限られたスペースでも快適な空間を作ることができます。