
ああ、やっちゃった…!ポケットにティッシュを入れたまま洗濯しちゃったみたい。服がティッシュまみれになってる…

大丈夫!しっかりした対処法があるから、焦らず落ち着いて片付けていきましょう!
洗濯物にティッシュが付着してしまったときの3つの対処法
1. 乾燥機を活用する
乾燥機を使ってティッシュをパリパリに乾燥させると繊維の隙間から剥がれやすくなります。
そもそも乾燥機内で洗濯物が回ることでティッシュが剥がれ落ちますし、乾燥後に衣類を軽く振るだけことで大部分のティッシュが落ちることもあります。さらに、乾燥後の洗濯物を屋外でパンパンと叩くと細かい繊維がより飛ばしやすくなります。
2. 柔軟剤を使って再洗濯する
乾燥機がない場合や、乾燥後もティッシュが取れきれない場合は柔軟剤を使って再洗濯すると効果的です。
柔軟剤には静電気を抑える効果があり、衣類にくっついたティッシュが離れやすくなります。「つけおきコース」や「すすぎ1回追加」をするとさらにキレイになりやすいです。
3. 粘着ローラーやガムテープで仕上げる
洗濯物の繊維に細かく入り込んだティッシュは粘着ローラーやガムテープを使って取り除くのが効果的です。
特にニットやタオルなどのふんわりした素材は、ローラーを優しく転がすことで繊維を傷めずにキレイにできます。
ただし、間違えてティッシュを洗濯してしまった時は一緒に洗った洗濯物全体に付着してしまっているので、この方法で取るのは本当に取り切れないものに限定し、まずは上記の乾燥機や柔軟剤を使った方法をお試しください。

乾燥機を使うと取れやすくなるし、それでも残ったら柔軟剤やローラーを試すといいのね!
なぜ洗濯したティッシュは取りづらくなるの?
ティッシュの繊維が水分を吸収して絡みつく
ティッシュは水を吸うと繊維が膨らみ破れやすくなる特徴があります。洗濯中に水分を含むと衣類の繊維の奥まで入り込み、しっかりと絡みついてしまいます。
洗濯機の回転で細かくちぎれ、広範囲に付着する
洗濯中にティッシュが崩れると、細かい繊維が水流に乗って他の衣類にもくっついてしまいます。 そのため、一部の服だけでなく洗濯物全体にティッシュが付着してしまうのです。
静電気で繊維に張り付く
特に乾燥した状態になると、ティッシュの破片は静電気で衣類の表面にくっつきやすくなります。 洗濯後の乾燥過程で発生する静電気がティッシュをさらに落ちにくくする原因になっているのです。

ティッシュが絡みつくのは水分や静電気のせいだったのね…!
洗濯機内のティッシュを取り除く方法
1. 手で取れるティッシュをできるだけ除去する
まず、洗濯槽の内側や穴、パルセーター(底部の回転板)に付着した目に見えるティッシュの破片を手や濡れた布で丁寧に取り除きましょう。この作業を怠ると次のすすぎや排水時にティッシュが再度衣類に付着する可能性があります。
ポイント:
- 洗濯槽の隅々まで確認する:特に見落としがちなゴムパッキンの隙間や、洗剤投入口周辺もチェックしましょう。
- 濡れた布を使用する:乾いた布よりも、濡れた布の方がティッシュの破片を効果的に絡め取ることができます。
2. 空の状態で「すすぎ+脱水」を1回行う
手作業で取り除いた後でも細かなティッシュの破片が残っていることがあります。そのため、洗濯機を空の状態で「すすぎ」と「脱水」を1回行い、残った繊維を排出しましょう。
ポイント:
- 水量を最大に設定する:洗濯機の設定で可能な限り多くの水を使用することで、ティッシュの破片を効果的に洗い流せます。
- すすぎ中に浮いてきたティッシュをすくう:すすぎの途中で一時停止し、浮いてきたティッシュを網や手で取り除くと、より効果的です。
3. 糸くずフィルターの掃除をする
ティッシュの破片は糸くずフィルターに詰まりやすいため、掃除を忘れないようにしましょう。フィルターが詰まると次の洗濯で再びティッシュが付着してしまう可能性があります。
ポイント:
- フィルターの取り外し方を確認する:機種によってフィルターの位置や取り外し方が異なるため、取扱説明書を参照してください。
- 定期的な掃除を習慣化する:ティッシュの事故がなくても、糸くずや汚れは溜まるもの。定期的なフィルター掃除で洗濯機の性能を維持しましょう。
ティッシュを洗濯したときも慌てず対処を!
ティッシュを洗濯してしまったときは、乾燥機を使う、柔軟剤で再洗濯する、粘着ローラーで仕上げるなどの方法で効果的に取り除くことができます。
そもそもティッシュを洗濯しないようにポケットの中身を確認する、ポケットに入っていたゴミをすぐに捨てられるように洗濯機の横に小さめのくず入れを用意する等の方法で予防することも可能です!

対処法を知っておけば焦らなくて済むし、予防策を意識すれば失敗も減らせるわね!

これからは気をつけて洗濯するようにします…!