クエン酸で家中スッキリ!水垢・黄ばみ・臭いを落とす簡単お掃除テクニック

お掃除
この記事は約6分で読めます。

この前、重曹を使った掃除を試してみたんだけど、クエン酸も掃除に使えるって聞いたの。どんな違いがあるの?

重曹はアルカリ性だから油汚れに強いけど、クエン酸は酸性だから水垢や尿石、菌の繁殖を抑えるのに効果的なのよ。

クエン酸の基本特性と掃除への応用

クエン酸とは?掃除に使える理由

クエン酸は柑橘類に含まれる酸の一種で、水垢やカルシウム汚れ、尿石などのアルカリ性の汚れを落とす効果があります。また、除菌・消臭効果もあるため、トイレやシンクの掃除にも適しています。

水回りの白い汚れや電気ポットの内部洗浄など、酸性の特性を活かした掃除に幅広く使えるのが特徴です。

クエン酸は水回りの汚れに強くて、除菌や消臭もできるのね!

クエン酸の基本的な使い方

クエン酸水の作り方と活用法

クエン酸は水に溶かしてスプレーにすることで日常の掃除に使いやすくなります。

クエン酸水の作り方

水200mlに対して小さじ1杯のクエン酸を加えてよく混ぜるとクエン酸水が完成します。スプレーボトルに入れておくと便利です。

クエン酸水の活用例

キッチンのシンクや蛇口の水垢にはクエン酸水をスプレーしてしばらく置き、その後スポンジで擦るとピカピカになります。浴室の鏡のウロコ汚れや洗面台の白いくすみもクエン酸水を使うことで簡単に落とせます。

クエン酸ペーストの作り方と使用例

クエン酸ペーストの作り方

クエン酸と少量の水を混ぜてペースト状にします。

クエン酸ペーストの使用例

トイレの黄ばみや尿石には、クエン酸ペーストを塗り、しばらく置いた後に擦るとスッキリ落ちます。

場所別のクエン酸掃除術

キッチンでのクエン酸活用法

掃除に使える場所

  • シンクや蛇口
  • 電気ポットの内部
  • 冷蔵庫の消臭

キッチンのシンクや蛇口に付いた水垢には、クエン酸水をスプレーし、数分後に拭き取るとキレイになります。電気ポットの内部洗浄にはクエン酸水を入れて加熱し、その後すすぐことでカルシウム汚れが落とせます。

また、冷蔵庫の消臭にはクエン酸水を染み込ませた布で拭き取るとイヤな臭いを抑えられます。

バスルームでのクエン酸活用法

掃除に使える場所

  • 浴槽や鏡
  • 排水口
  • タイルの目地

浴室の鏡についたウロコ汚れはクエン酸水をスプレーし、しばらく置いてから擦るとスッキリ落ちます。排水口のぬめりにはクエン酸と重曹を併用すると泡立ちながら汚れを分解できます。

タイルの目地のくすみにはクエン酸ペーストを塗ってブラシで擦ると効果的です。

トイレでのクエン酸活用法

掃除に使える場所

  • 便器の黄ばみ
  • 便座まわりの除菌
  • トイレの消臭

トイレの黄ばみや尿石は、クエン酸水やクエン酸ペーストを塗ってしばらく放置しブラシで擦るとスッキリ落ちます。便座まわりの除菌にはクエン酸水をスプレーして布で拭き取るのがおすすめです。

消臭効果もあるため、トイレのニオイ対策にも役立ちます。

水回りの汚れはクエン酸を使えばスッキリ落とせるわよ!

クエン酸と重曹の組み合わせでパワフル掃除!

クエン酸と重曹はそれぞれ異なる性質を持つため、組み合わせることでより効果的な掃除が可能になります。

クエン酸は酸性、重曹はアルカリ性のため、一緒に使うことで発泡反応が起こり、汚れを浮かせて落とす効果が期待できます。特に排水口のぬめり取りやトイレの尿石除去、焦げ付き汚れの除去に役立ちます。

排水口のぬめりや臭いを解消する方法

排水口は油汚れや石鹸カスが溜まりやすい場所です。クエン酸と重曹を使うことで、こびりついた汚れを発泡作用で浮かせてニオイも軽減できます。

掃除の手順

  1. 重曹を大さじ2杯ほど排水口に振りかける
  2. その上からクエン酸を大さじ1杯ふりかける
  3. しゅわしゅわと泡が発生するので、そのまま5〜10分放置
  4. 40℃程度のお湯を流して汚れを洗い流す

この方法はお風呂やキッチンの排水口どちらにも使えるため、定期的に行うと排水口の詰まりや臭い防止になります。

トイレの尿石汚れに効果的な使い方

便器のフチや底には尿石と呼ばれる黄ばみ汚れが発生しやすくなります。クエン酸だけでは落としきれない頑固な尿石も重曹と組み合わせることでスッキリ落とせます。

掃除の手順

  1. 便器の汚れが気になる部分に重曹を振りかける
  2. クエン酸水(クエン酸小さじ1杯+水200ml)をスプレーする
  3. 泡が発生するので、そのまま15分ほど放置
  4. ブラシでこすり、最後に水を流して完了

この方法なら強い洗剤を使わずにトイレ掃除ができるので、小さなお子さんがいる家庭でも安心です。

鍋の焦げ付きもスッキリ!重曹&クエン酸でこするだけ

鍋の底やフライパンにこびりついた焦げ付きも、クエン酸と重曹の力を借りれば落としやすくなります。

掃除の手順

  1. 鍋に水を張り、重曹大さじ2杯を入れて加熱
  2. 沸騰したら火を止め、クエン酸小さじ1杯を加える(泡立つので注意)
  3. そのまま10分ほど放置しスポンジでこすり落とす

焦げ付きがひどい場合は重曹ペースト(重曹+少量の水)をスポンジにつけてこするとさらに効果的です。

クエン酸と重曹を合わせるとさらに効果がアップするのね!

クエン酸を使用する際の注意点

使用を避けるべき素材

  • 大理石やコンクリート
  • 鉄製品

大理石やコンクリートなどの石材にクエン酸を使うと表面が傷んでしまう可能性があります。

また、鉄製品に使用するとサビの原因になるため注意が必要です。

クエン酸も使えない素材があるから注意が必要ね!

クエン酸を使った掃除のメリットと限界

クエン酸のメリット

  • 水垢や尿石など、アルカリ性の汚れに強い
  • 除菌・消臭効果がある
  • 環境に優しく、安全に使える

クエン酸は水回りの汚れに特に効果を発揮し、キッチンや浴室、トイレの掃除に活用できます。化学薬品を使わずに掃除できるため、安心して使えるのも魅力です。

クエン酸で対処しきれない汚れ

  • 油汚れ(酸性なので落としにくい)
  • 頑固なカビ(カビ取り剤のほうが効果的)

クエン酸は油汚れには不向きなのでキッチンの油汚れには重曹のほうが適しています。また、カビには漂白剤のほうが効果が高いです。

クエン酸が得意なのは水垢とか水回りの汚れなのね。

クエン酸掃除でスッキリ清潔に!

クエン酸は水垢や尿石を落とすだけでなく消臭・除菌効果もあるため、キッチンや浴室、トイレの掃除に最適です。

また重曹や酢と組み合わせることでさらに活用の幅が広がります。ただし、使えない素材もあるため、適材適所で使うことが大切です。

クエン酸をうまく使えば水回りがピカピカになるわよ!

さっそく水垢にクエン酸を使ってみます!

タイトルとURLをコピーしました